どうせ格好いい死に方をするんだろうなと思ったよ(6月6日、くもり)
娘が泥団子を作りに公園にでかけたので、ネットフリックスで映画。
「新感染」を観る。
先日妻夫木聡の「感染列島」をみたばかりで、そういう類の韓国版かと思ったら、ウォーキングデッドの韓国版だった。
「新幹線」にかけているのね。邦題がネットでめちゃくちゃダサいといわれていて、まあ、あるいはそうかもしれないなと思った。
主人公はコン・ユで、10年以上前に「コーヒープリンス」で好きになった。カフェのプリンスを演じていた青年が、シングルファザー役かあ…
(勝手に)一緒に歳をとっているなという気持ちに。
自己中心的で排他的なファンドマネジャーでシングルファザー(なのか、単に別居中か)のコン・ユが、娘を連れて特急列車に乗ったところ、ゾンビと同乗してしまい、次々に乗客が感染していく、というパニック映画。
韓国映画は、悪いやつはとことん悪いやつで、いい人はとことんいい人なことが多く、それはとても分かりやすくて痛快だ。
悪いやつは本当にどうしようもない。
こいつどうせいいやつだろうな、というマッチョは最後までめちゃくちゃいいやつで、どうせ格好よく死ぬんだろうなと思ったらめちゃくちゃ恰好よく死んだ。
コン・ユももちろん、終始かっこよい感じで、最後まで美しかった。
コーヒープリンス時代「小泉進次郎に似てるなー」と思っていたが、成長してさらに進次郎感がでていた。一方進次郎のほうはどんどん進次郎でなくなってきて、コン・ユから離れた感じがする。コン・ユこそ小泉進次郎なのでは…?
コン・ユにうっとりしてそのままの流れで「龍が如く劇場版」を観た。
これもまた、ただただコン・ユにうっとりするための映画だ。コン・ユにうっとりするためだけに、たくさんの血が流れた。
「龍が如く」は昔付き合っていた男が夜な夜なプレイしていたから設定は大体覚えていて、まさにその「劇場版」という感じ。
単なる映画としてとらえたら、ストーリーも何もあったもんじゃないので、これ初見の人はどう思うんだろう…。内臓しっかり刺されてるのにまむしドリンクで復活して勇気百倍アンパンマンみたいなことが百万回起きる。
心配になってYahooシネマのクチコミ覗いたら、
「ゲーム版知らずにこの映画見る人はいないから安心してください」。なるほど。安心して、寝た。