すいかの果汁を煮詰めて鮎と揚げる(6月7日、くもり)
今日も娘は泥団子を作りにおにぎりをもって出かけたので、前からずっと母親に薦められていた「ラストレシピ~麒麟の舌を持つ男~」を観る。
いつもまったく前情報なしに映画を観るので、誰かが登場するたびにびっくりする。今回に至っては主人公すら知らなかったので、最初いきなり「わ!ニノだ!」ってなったし、綾野剛!西島秀俊!宮崎あおい!と次々びっくりして、とどめに竹野内豊~!でおなかいっぱいになった。
美しい料理が次々出てくるので、それだけでかなり見応えがある。ゴチになりますをしずかに見ている気分。バラエティ番組は人のやいやいする声が疲れるが、この映画はなにせやいやいしないので、ありがたく料理の美しさを堪能した。
満州に関する事実はどこをどう切り取っても、「組織の失敗」の教科書みたいで、学ぶことが多い。
レシピ本を眺めるのが好きなので、さっそくこの映画のパンフレットを取り寄せたが、
1つ目のレシピで「鮎を三枚におろしスイカ果汁(スイカを煮詰めてジャム状にしたもの)と合わせる」で「絶対に作らない」と確信。
おいしそうだなあと思ってみていた「胡姫の酔夢」という料理も、ナスに生クリーム載せててすごい。
へえ~と思いながら、ラ王をおいしく食べた。