死んで終わりじゃない(6月13日、雨)
起きてわあわあ家事。
洗たく、掃き掃除、拭き掃除、料理。
大根と豚肉を煮たり、
玄米を炊いたり、
キュウリと人参を漬物にしたり、
鶏肉ともやしをスープにしたり、
ブロッコリーをゆでたりした。
昔はこういうことができなくて、できないことに腹がたって、気が付けば離婚していた。ただ慣れていなかっただけなのだ。全部あったかい状態で食卓に並べられると、「慣れたな」とつくづく思う。
昼ごはんを黙って食べてからフィットネスクラブへ。
昨日職場のマッチョに
「やりおわってからふつうに歩けるくらいならやらないほうがまし」と言われたので、やりおわったあと生まれたての小鹿みたいになるくらいの負荷で筋トレ。小鹿のようになって帰宅。
小学生の娘は塾へ。
大雨の午後。
ネットフリックスで「羊の木」という映画を観た。エンドロールで繰り返される「death is not the end」にぐっときた。
ひろこー!!!!
娘が帰ってきて一気に家がにぎやかになる。
気圧の低い雨の日はずっと体が重たくて気分が沈んでいるし、娘の声がキンキン耳に響く。まったく可愛く大切な大切な娘なのに、会話が苦痛。ほとんど表情を動かさない私にかまわず、娘はずっと話しかけつづけている。ハートが強い。
罪悪感がずんずん募っていく。
かわいそうに、と思うが、よけいにつらくなる。
娘との二人暮らしは、お互いに逃げ場がない。
ユーチューバ―みたいな話し方にイライラを募らせながら、昼に作った料理そのまま夕食。睡眠薬と抗うつ剤をバリバリ飲んで、寝る。